夫が妻にどれだけ贈り物をしても、怒ってしまったら面倒なことに

飛鳥・奈良時代は一夫多妻制だった為女性の恨みを買いがちだった

だが終始一貫、男は兼家だけだと思い込んでいた貞淑で誇り高い専業主婦の道綱の母は、世の中の動静にうとい視野狭窄症で、女の愚痴を私小説風に日記体で書いて、カタルシスするよりほかはなかったのである。兼家が倫寧女にプロポーズしたのは、954年の夏のある日のことであった。相手は名にしおう北家の嫡流で26歳という男盛りだったので、父も娘も否応はなく、その秋のある夜、とき迎え入れたのであった。

その時すでに兼家には、子までなした時姫という正妻がいるということを承知の上である。絶世の美貌と歌才に恵まれたこの娘は、私を通い妻とした以上、この人は私のほかには目もくれないはずだ、と思い込んでいたようである。そのとおり、兼家が掌中の珠として通い詰めたのは、翌年の秋8月に男子(道綱)を出産するまでであった。翌月彼女は兼家の手文庫の中にあった、町の小路に住むつまらない女への恋文を見つけた。出産前後のセックス不如意による相も変らぬ亭主の浮気である。

10月の末、三晩続けて来ない時があった上に、ある日所用で夕方帰るので、下男にあとを付けさせると、「町の小路の女の家に車をお留めになりました」という報告であった。2、3日後、夜明け前に門を叩く音がしたが、会いたくないので開門させないでおくと、兼家は例の女の家の方へ向かった。黙っているのも業腹だと思って、嘆きつつひとり寝る夜の明くるまはいかに久しきものとかは知ると詠んで、しおれた菊に挿して届けさせた。百人一首で知られたこの歌は、ただの閨怨の歌ではなく、嫉妬の炎で眠るどころではなかったのである。


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